数日前のhanayuraスタッフのブログで紫陽花の事が載ってました。駐車場の片隅に毎年花を咲かせてますが、ふと考えると何も手入れはしていないんです。すごい生命力ですね。

花が咲いた時だけその存在が分かりますがその後は存在自体を忘れていました。

ただ、一般的な植物はある程度、水やり、肥料、温度管理などさまざまな手入れをしないと花も咲かなかったり、枯れてしまいます。

人も同じなのではないでしょうか。但し人の場合は学校を卒業するまでは、さまざまな形で教育をうけ、両親、家族の支えがあり成長していきますが、社会人になった時点で周りからの手のかけ方は一変してしまいます。この時点で自分で成長していく能力が備わっているのが理想なのですが、その能力が備わっているのは限られた人だけだと思います。少なくない人が社会人となって年齢を重ねれば重ねるほど人としての成長が遅くなっていくようです。その理由はうまく周りから手を差し伸べてあげられていないからだと思います。声を掛ける、意見を聞く、聞き出す、共感する、アドバイスする、などいろんな行動をとる事で手を差し伸べた人も、自分の成長につながりますし、それをいつまでの繰り返していくことで、年齢を重ねても成長していき、個人だけでなく家族、職場、地域社会も円滑に回っていくのだと思います。

ビジネスの世界は年々、ドライで厳しくなっているように感じます、人の間では今まで以上に温かい心の世界が必要だと思います。

この紫陽花も手を掛ければ来年はもっときれいで大きく咲くのかもしれませんね。