先週は四国の徳島県に一枚板のテーブルを仕入れる為に行ってきました。
今回は徳島までの仕入日記としてお伝えします!
瀬戸大橋を通過中です。部長(私の弟です)と交代しながら車で行ってました。
午前中にどうしても外せない仕事があり昼頃の出発だった為、夕方の到着となり移動のみの一日となりました。
熊本から徳島市内まで約7時間30分のドライブでした。
翌日会場まで移動中です。会場は吉野川沿いにあります。
吉野川は川幅ランキング日本第2位だそうです。どうりで広いと思っていました。
一枚板の展示会場の一部です。一枚板は一品ものですので鮮魚のように時価みたいなところがありますが市場のようにせりで
価格を決めるのではなく価格は卸先が決めてあり、あとは、早い者勝ちで仕入れるという仕組みです。
朝9時に会場のシャッターが開き、数十人のバイヤー(仕入れ担当者)が同時に会場に入り気に入った一枚板にどんどん名前を
書き込んでいく為、始まって10分ほどで、良い一枚板は売れてしまっている状況です。
同業者さんは一人で来られているところが多いのですが、私たちは二人で手分けして仕入れていますので、良い板のみを厳選できてますよ。
こちらも会場の一部です、総枚数はよくわかりませんが数百枚?千枚?はあるようですが当日は頭をフル回転しながら仕入れしてますのであまり気にしてませんでした。
ネムの木の輪切りの状態です。まだ表面も研磨していないため木目など分かりづらいのですが経験と勘で良い板を選んできました。
写真は部長が塗装と脚の仕様など、どういった風に仕上げるのかを指定しているところです。
楠の一枚板です。デスク、ダイニングテーブルまたは座卓など使用方法はいろいろあるとおもいますがこの板が何になるかは
hanayuraに展示されるまでのお楽しみにしてください。
外にも大量に板が積み重ねてあります。この板も乾燥期間などを経て製品になっていきます。
帰りは大分までフェリーを利用しました。大分には複数のルートがありますが、時間の都合と空いているフェリーを探すと愛媛県の八幡浜から
大分の臼杵までのルートにしました。
ずっと天気が悪く良い景色が撮れなかったのが残念ですが、2時間30分の船旅でゆっくりできました。
今回の仕入では他にも、ブラックウォールナット、トチ、ケヤキなども仕入れてきました。
来月以降出来上がったものから送ってもらう予定ですので時々のぞきに来てください。
P.S 大分の臼杵よりミルクロードを通って熊本まで帰ってきたのですが(hanayuraの目の前の道路は阿蘇、大分方面に車で15分ほどの場所から熊本地震による大規模な土砂崩れの為、通行止めとなっています) 赤水より先が霧で大渋滞となっており大変な状況でした、熊本地震の影響はまだまだ続いております、深い山中では新しい道路をつくる為、夜の雨と霧の中 大規模な工事が行われていました、作業をする方も本当に大変かと思いますが、もとの生活に戻る為には一日も早いライフラインの復旧を祈るばかりです。